究極のフルート用、滑り止めアクセサリー「コブラ」とは?

究極のフルート用、滑り止めアクセサリー「コブラ」とは?

Cobra LH hingi C Gold 02 fixコブラと言う名称は、このアクセサリーのオリジナル(A-タイプ)の形状が蛇のコブラに似ていることから付けられたものです。(左の写真は最新の改良型モデルなので見た目はあまりコブラというイメージではなくなっています)

これから紹介するコブラは、滑り止めアクセサリーという点では、上記の二つのタイプのものと目的は同じです。

しかしコブラは単に滑り止めというよりも、フルートを左手に完全に固定させることが出来るという点、器具をフルート本体に取り付けないという点で、従来のものとは全く異なるタイプの画期的なものです。 (この指に装着するというコンセプトはコブラがオリジナルでアメリカで特許を取得しています。)

コブラは従来のタイプのように、フルート自体に貼り付けたり、装着したりするものではないので、フルート本体の見栄えや音への影響が全くないという点でも、優れています。

そういう意味では他の滑り止めアクセサリーがどうしても解決できなかった欠点を全て解決したものといえます。

コブラの素晴らしい利点は、フルートが手から滑り落ちるのを防ぐだけでなく、フルートを構える手の形を、人間工学の観点から、最も自然で楽に演奏が出来るようにしたことです

これが、従来のフルート本体に装着する形式の滑り止めアクセサリーではどうしても実現することが出来なかった点です。

コブラを使わないで、フルートを構える時には、フルートを左手の人差し指の付け根の部分に乗せます。

そして、手から滑り落ちないようにするために、手首や人差し指を極度に曲げてやる必要があります。

しかし、人によっては人差し指や手首をあまり大きく外側に曲げることができない人も多いのす。

そういう人たちはフルートを支えるのにとても苦労することになります。

またにフルートを長時間演奏すると、腱鞘炎や、手根管症候群など、手の筋や筋肉を痛めてしまう原因になる ことが、医学的に判明しています。

腱鞘炎や、手根管症候群などで手が痛くて演奏できなくなっていた人たちの中には、コブラを使うことで、またフルートの演奏が出来るようになったと喜んでいる方が沢山おられます。

しかし、そういった症状にならないための予防対策として「コブラ」を使用することをおススメします。

指や手首の関節が柔軟でフルートを楽に支えられるという人でも、手の小さい人は全ての指をキーの上に正確に置くのが難しいのです。

特にフレンチスタイルのリングキー・フルートは全てのキーが直列に並んでいるので、手の小さい人がリングキーの穴を完全にふさぐのは難しく、指の届かないキーにプラグを付けて吹いている人も多いようです。

コブラを使うと、手首を自由な角度に動かしてフルートを演奏することが出来るようになるので、左手の小指や薬指などがキーに届きやすくなります。

コブラを使うことで、今までプラグを使わなければならなかった人も、プラグを付けなくても吹けるようになる可能性があります。

コブラを使うことのもう一つの利点は、今までフルートを支えるために使っていた、よけいな手の力を抜いて、よりリラックスした状態で演奏出来るようになるということです。

そのため、今までフルートを滑らないように固定させるために使っていた力や神経を、全て曲を演奏することに集中させることが出来るのです。

これは他の、どのスベリ止めアクセサリーとも比較にならないほど、大変大きな効果があります。

特に難しい曲になればなるほど、違いが大きく感じられます。

そういう意味では、フルートの初心者よりも、むしろ上級者の方がコブラを使う利点が大きいと言えます。

特に上級者は、総銀製や金などの高価なフルートを持つようになるので、フルートによけいなものを貼り付けたり、取り付けたりすることを好まない人が多いようです。

コブラは左手の人差し指に指輪のようにはめて使うので、フルートそのものへの見た目や、音に対する影響はゼロです。

観客席から見たコブラは左手の人差し指に細い指輪をはめているように見えるだけです。少しはなれた所からみるとコブラを装着していることに気付かない人がほとんどでしょう。